2019年9月にオハイオに移住した主婦の成長日記

婚姻手続きとビザ取得について part.1

婚姻手続き編

※私たち夫婦の場合、旦那さんが海軍に所属していたので一般のアメリカ人の方との結婚・ビザ取得プロセスと異なる情報があります。9月に海軍もやめているので最新情報を異なる場合もあるので注意してください※ 加えて、一年以上前のことも含まれるので記憶の編集がされている場合があります。

 

プロポーズをされしばらく経ち、さて入籍の準備を始めよう→実際に入籍する準備が整ったよ!となるまで、おそらく3カ月はかかったと思います。

 

軍ではマリッジセミナーとなるものを結婚する前に受講しなければなりません。私の参加は強制ではなかったものの、一緒に聞きに行けば何か有益な情報が得られると思い行きました。

内容としては夫婦円満の秘訣みたいなものから、先を見据えてお金を使おうね、だったり、軍の保険のことだったり、婚姻手続きにあたり翻訳しないといけない書類の話等。

ライフスタイルのことから事務的なことまで幅広く聞いていたはずですが、1年以上経過した現在、なにも頭に残っていません。

 

セミナーで聞いた重要情報は、

・どこで書類の翻訳を頼めるか

・健康保険について

・結婚する相手が日本人の場合健康診断が義務

などだった気がします。この時すでに軍を離れるまで1年ほどだったので、私は軍の保険には入れられないと後に判明しました。

 

退役することを考えているパートナーさんでしたら、いつ契約更新なのかどうかを考慮して軍の医療はあまりあてにしない方がいいです。結婚したとしても日本にいるうちは国保なり社会保険加入義務ですしね。

 

結婚の手続きは二人では完結できなくて、旦那さんの上司のサインも必要だったし、基地内のリーガルオフィスと呼ばれる公的文書等を管理するところから婚姻要件具備証明書らしきものを発行してもらわなければいけませんでした。

運よく、上司はそこまで悪い人でもなかったし、旦那さん自体も真面目な人なのでスムーズにサインはもらえ、次のステップへ。

上司の機嫌やスキルによってもこのサインがスムーズにもらえるか左右されることもある…らしい。結婚することによって配偶者手当なるものがお給料に加算されるので軍としては低い階級の人の結婚許可には慎重になるとかならないとか…

 

手続きするにあたって、時間を取られたのは戸籍謄本取得・翻訳、健康診断だった気がします。とれる役所がちょっとばかり横須賀から離れていたので面倒くさかったです。戸籍謄本がすぐに取れない方は何枚もまとめて発行しておくといいです。翻訳したものを提出することが何度かあったのですが、原本の発行年月日もそのまま英訳されるので、内容自体が変わっていなくても日付含めて全く同じものを持っていなくてトラブルになる可能性も考えられますので。

 

必須だった健康診断は三武内科クリニックにて受診。米軍基地の検診と伝えるとすぐにわかってくれました。検査項目としては、血液検査とレントゲン、診察があったことしか記憶に残ってません。

血液検査項目としては、梅毒やHIV性感染症の項目だった気がします。たしか…自信が正直ないです。

www.myclinic.ne.jp

 

戸籍謄本の翻訳は横須賀にあるBrighter life corporation?Brighter life visa consult?社名どちらが正しいのかわかりませんが、三武内科クリニックと同じ建物内にある場所にお願いしました。営業日が連続していればかなりスムーズに受け取れるはずです。祝日等はご注意ください。

 

 

細かい箇所はおそらく抜けていると思いますが、ひとまずここまでの準備が整った、リーガルオフィスから日本の市役所に提出する書類をもらってきたよ、とします。

発行してもらった書類は、婚姻要件具備証明書ですね。要するに今現在この人は結婚してませんよ、男性/女性ですよ、どこに住んでますよ、みたいな証明でした。すべてが印刷されているわけではなく、空欄を旦那さん本人が埋める書式で、公印のようにスタンプ?なんか凸凹する押印みたいなやつがついてました。

 

日本の婚姻届けには、私の情報は欄に沿って埋めて、旦那さんの戸籍の箇所には確か国籍を記入、彼の両親の欄にはカタカナで記入したようなしなかったような…

市役所によって、必要書類が変わったりするので、問い合わせするときにこれもご自身確認をしてください。

 

さてじゃあ婚姻届けを提出する「結婚記念日」をいつにするか決めよう、とかなり話し合いをしました。この時確か10月下旬だったと思います。クリスマスにはオハイオにまた二人で行く予定だったのでそれまでには必ず届け出たい。大慌てで二人の承認署名を私の母と父にしてもらうため予定を合わせ、この日がいいか、あの日はどうだと検討。

余談ですが、日付を考えているときに12/7を案として出したらその日はパールハーバーだと返事が来て、日本では12/8に真珠湾攻撃、でもハワイではまだ日付が変わっていなかったから12/7だったと二人で妙に納得したエピソードがあります。

 

結果的に、11/22に決定。2018年はアメリカではちょうどサンクスギビング、日本ではいい夫婦の日、1122だから将来的にも覚えやすい数字で記念日忘れたでしょ!!喧嘩を回避。

提出する市役所は私の実家そばだったので、その日は朝6時頃に出発。いい夫婦の日ラッシュを回避しようと8時半には到着していました。もちろん誰ひとりいないし、むしろ2時間市役所にいて見かけたのは私たち夫婦を含め3組でした…

 

市役所でのハプニングをお伝えする前にここでワンポイント☝

リーガルオフィスからの書類の抜け漏れがないか隅々まで確認しろ

です。

危うく私たちは結婚できないどころか、リーガルオフィスに改めて書類を取りに行く羽目になりそうでした。婚姻要件具備証明書は、青いボールペンで誤字脱字は却下されるとのことで、旦那さんは2回書き直しになり、半分キレながら3度目の記入で許可が出て公印をもらえたのです。が、リーガルオフィスの人もまさかそこを忘れるとは思ってなかったんでしょうね、彼は性別を〇で囲むのを忘れたんです、ええ。

 

そのため、私は市役所の方からこの、こちらの男性というところに〇がついておらず…と非常に言いにくそうにそのミスを伝えられたんです。いまからそこに〇をするんじゃだめなのか、公式の書類なのでだめです、内容の変更はできません。

その後、窓口の後ろでどんなやり取りがあったのかはわかりませんが、どうにか、私が「婚姻届けにあるこの人は男性でまちがいありません」と書いてハンコを押すことで処理してもらえました。

 

当の本人はそんなことで手続きが滞るとは思っていなかったんでしょう、今すぐズボンをここでおろすか?!とご乱心でした!笑

 

婚姻届受理後は、新しい戸籍謄本はしばらく発行できないので、婚姻証明書を発行してもらい、晴れて夫婦となりました。

ひとまず今日の記事はここまでとします。詳細はまた後日!