2019年9月にオハイオに移住した主婦の成長日記

コマンドスポンサーシップについて

持病を持っていて通院している方は注意が必要

昨日の海軍所属だった旦那さんとの結婚手続きを踏まえて早めにこの情報が必要な人がいれば、と思いコマンドスポンサーシップについて少し書きます。

 

コマンドスポンサーシップ(以下CSとします)の意味を完全には理解できていないのですが、少なくとも軍所属の方と結婚して、CSを取得することによりいくつかメリットがあります。私に一番影響を及ぼした項目がこちらです

  • PCSオーダーが出た際に、配偶者の名前も一緒に記載されることになり、軍に航空券を購入してもらえる
  • PCSオーダーに伴う引越しで、配偶者の荷物も一緒に送ってもらえる
  • 軍の病院にかかれる

2018年11月に結婚して、2019年3月にCS取得の手続きを始めたのですが、結論から言うと9月に渡米するのに間に合わず、私はコマンドスポンサーシップ取得できませんでした。

3月に手続きを始めたのに間に合わなかった理由として、CSを取得するためにまず検診を基地内の病院で受けるのですが、歯科治療に関しては基地の外、一般の歯科に通わなければ行けなかったことと、私が重症筋無力症を持っていて大学病院に通院していたことが原因です。

 

歯科治療は虫歯がなければ時間がかからなかったものですが、恥ずかしいことに私はいくつか要治療箇所があったために基地の歯科に戻るのにトータル2ケ月かかってしまいました。その間にも、ワクチン接種だったり、子宮頸がん検診も基地内でうけていました。

 

子宮頸がん検診の予約の際に、Dr.は男性か女性の希望はあるか聞かれたのですが、男性でも大丈夫と伝えたところかなりスムーズに予約を入れてもらえました。抵抗ある方はもちろんいらっしゃると思うのですが、速さを取るか、恥を取るかの選択でした。

 

CS取得のための検診はほぼ確実に1日では終わりません、それぞれの科で予約を取らなければならないので時間がかかります、余裕をもっておくのが本当に重要です。

検査が一通り終わって、最終的にDr.との診察でしたが持病がある方、内服薬がある方は自分の状態や薬の名前、容量を英語で詳しく説明できるようにしておくとスムーズです。

 

診察が終了すると検査結果を踏まえて、私の書類がカンファレンスに持ち込まれる予定だったのですが、書類を提出するオフィスにて今まで各科に持ち込んでDr.たちのサインをもらっていた用紙が古い様式のもの+最後の2ページが欠けていたことが判明し、改めてサインをもらいに院内巡り提出しなおしました。

すでにこの時7月下旬。この記事で初めて触れるのですが、軍を辞める手続きが横須賀ではできないのでワシントン州の基地に8月下旬には行くことになってしまったのです。

しばらくして、カンファレンス通過の連絡を待っていたのですが一向に連絡がこないため旦那さんが連絡すると、持ち込まれるはずの私の書類が別の場所に間違って入っていたから次回のカンファレンスじゃないと無理と言われる始末。さすがに旦那さんの上司が病院にかけあってくれて、なんとか書類をねじ込んでくれた様子でした。

 

ここで新たにトラブルなのですが、先に書いた通り重症筋無力症があって大学病院に通院していることが問題になりました。そもそも、基地内の病院で私の病気を診てもらう予定も、診られる医師がいるとも思っていなかったのですが、、、

 

ケアできるDr.がいない病気だからファミリーケアプログラムに入ってもらわないとCS取れないよ!

だそうです。これを言われたのが8月に入ってからです。旦那さんが日本を出るのは8/23。もう2人で唖然としましたね。

CSが取れない=アメリカに飛ぶ私の飛行機は自腹、アメリカに送る荷物の最大積載量が増えない、旦那さんがCSを取得して配偶者手当をもらうことを前提に返金させられたボーナスは水の泡。準備が遅すぎたのでは?歯医者のせいだろう?病気があるからでしょ?どれが原因かはわかりませんが、とにかく手続きは早く、おかしいと少しでも思ったら何か動くのをおすすめしたいです。

 

最後に簡単にポイントをまとめます☝

  • できるだけ早く、もう結婚してお祝いムードが終わる前にCSを考え始める
  • 歯科治療は常に日ごろから済ませておく
  • 難病がある場合はCS取得手続きにさらに時間がかかる
  • 書類が正しいか確認
  • 子宮頸がん検査は気にしないのであればDr.の性別を希望しない
  • 持病、内服薬は英語で説明できるように ※スペルも覚えておく

これをすれば大丈夫、というわけではないですが、私たちの失敗経験談を参考にしてくださると幸いです。