2019年9月にオハイオに移住した主婦の成長日記

アメリカ移住で情報弱者 ーGoogleになりたい人生でしたー

明日はもっと英語を喋れるようになりたい

~YES I'M HIS HUSBAND~

こんにちは、今日もたいして有益なことは書きません。

 

初めて英語を喋れるようになりたい、洋楽で何を歌ってるのか聴きながら理解したいと思い始めてからかれこれもう20年近く経ちます。もう実家にはいない、スズキの白いジムニーの助手席でよくa-haのTake on meを聴いてました。

国際結婚なんて夢にも思ってなかった保育園時代。全然似ても似つかない英語をまねたぐちゃぐちゃな言葉で一緒にTake on me歌ってました。

アメリカ人の旦那さんと知り合ってから、やっと3年が経ちました。LINEし始めた頃のたどたどしい英語よりはだいぶ上達したと自分では思えるし、旦那さんもゆっくり伸びてきてると評価してくれてます。

 

アメリカ、オハイオに移住してきたものの、人とコミュニケーションは英語で取れても仕事に就くレベルではないし、重要な話になると途端に理解力低下。日本語で会話をしていたとしても、知らない分野、知らない単語が連なると英語は理解しようとする意欲まで削ぎ取っていきます。あと、初めて会う人も何を話してるのかわかるのに話し慣れた人と比較すると時間を要する。

 

社交辞令かどうかはわからないけど、日本から来たにしちゃクリアな英語話すねって言ってもらえる。幸か不幸か、この微妙に喋れる状態のせいで、私が理解できる度合いの求められているハードルがとても高い。

旦那さん含めて、義家族と食事をしながら家業のファームの話をされるとチンプンカンプン。ファームの話になると私は置いてけぼり。旅行の計画内容、日ごろの予定についてもわからなかった箇所をあとから旦那さんに解説を求めても、「んーちょっと覚えてない、今度確認しよう」と言われ確認できたのは何度あったかしら。頼んでもいないサプライズが起こることひと月に複数回。

 

農場なんて全くご縁がなかった日本在住時代。唯一ど田舎ライフを過ごした経験は、お風呂場でムカデに刺されパンツを履かせてほしいと思いながらバスタオルにくるまれて病院に連れていかれた記憶だけが残る種子島のみ、それも超短期。ファームの話なんぞわかるはずもなく。自分が日本語ですら会話に出さないことは英語でなんて理解できないんですよ。

 

リスニング能力が単に低いだけなのか、左耳から入って右耳から抜けているのか。圧倒的に勉強をする時間が足りていないがために生じているこの問題。公的文書だったり、何かの説明書きも理解するのに異常に時間がかかる私。昨日ついに弊害が出てきました。

何度かブログにキーワードが出てきている、私の今後通う病院について

 

病院にかかることは移住する前からみなさんが不安に思うものの1つですよね。

私の場合は持病があることから婚約を考え始めた段階から不安でした。自己破産する理由の第一として、医療費が払えないとされるこのアメリカで一体、重症筋無力症なんて持ってる私がどうやって生きてくんだと。そもそも病院を見つけられるのかどうか。

 

神経内科医が存在していることは確認済みでしたし、11月にはしっかりと保険も加入できていたのですが先延ばしにしてきました。ネットで検索、アメリカにすでに移住している先輩方のブログやホームページをくまなく探し、どんな風に病院を見つけるのか情報も収集していました。

が、夫婦で加入している保険会社に対応しているドクターを確認できても、足りない英語力。私じゃ電話で問い合わせもできません。

 

以前旦那さん宛てにかかってきた電話で、Are you his wife?の質問に焦りすぎて、そうです私妻です、そうです彼は私の夫です、がこんがらがって

YES I'M HIS HUSBAND!!!!!

と声高らかに答えて電話の相手を爆笑させました。失態からその後何を言われているのかわからず、話の腰を折り、夫の職場に電話を掛けなおしてくれと言い放った経験があるんです。そりゃ笑いますよ、明らかに焦った女性がそうです、私は彼の夫ですっていうんだもん。

 

 

表情が読み取れない分、電話だと英会話の難易度は上がります。

この経験から英語で電話が大嫌い、お義母さんからの電話もあまりとりたくない。大した内容じゃなくても、切り方がわからない。

 

いい加減、記事のタイトル本題に入りましょうか。

アメリカ移住で情報弱者と書いた理由としては、そのままの意味で私自身が本当に情報弱者になっていること。日本語であればスマホひとつさえあれば、情報が手に入れられるし、入った情報を元に電話番号が知れれば直接問い合わせだってできる。

オハイオで通う病院、診てくれるドクターを探しながら自分がいかに無力かを感じてました。今までは知りたいことはすぐに見つかったし、簡単に理解できたのに24にもなって情けないなぁ、なんて。でも第二言語を話す以上仕方ないし、どのくらいの英語レベルになれるのかはわからないけど、ほぼ一生つきまとってくる問題。

 

時間をかけてサイトにある単語を調べつつ読んだり、文章丸ごとGoogle翻訳にかけてみることもできる。どこまで読んだっけ?なにを知ろうとしてたんだっけ?なんていうのはいつものこと。

 

昨日出てきた弊害としては、いくら調べたところで、いくら辞書を引いたところで、いくら翻訳をかけたところで、システムをそもそもわかってなきゃ何もわからないということ。あのお医者さんたちの名前の後ろにつくMDとかDOってのはなんなんだ。調べはじめて、アメリカの医学部システムの情報を読み出し、最終的にはどっかの大学のホームページを開いていたよ。あとはね、そもそも論だけど夫婦での意思疎通がとても大切。

旦那さんとの話の中で明らかになったのだけど、彼は私はリサーチが死ぬほど好きで、調べればなんでもどうにかして情報を見つけてくると思っていたらしい。Googleじゃないんだなあなたの奥さんは、ただ知りたいし知らないといけないだけなんだ。

病院を調べ、ドクターたちを調べ、どうしたら新規の患者を診てくれるのかの情報を見つけてくれると旦那さんは私に期待をしていた。「ドクターの見つけ方がわからない、新規の申し込み方がわからない」と言われた。

 

そんの情報をっ!!!!!!得てっ!!!!!!得られないなら!!!!電話をするのがっ!!!!!!!私があなたに!!!!!してほしいことよ!!!!!

 

 

結果的に、今朝一か所電話をかけてくれてひとつは問題が解消されたので、少し状況は好転してきたと思います。

 

旦那さんにきつく言い過ぎたかな、と思うのだけど、「あなたは日本人と結婚したことを覚えておかないといけないし、私が日本人であること、英語が私にとって第二言語であることは死ぬまで変わらない。もしかすると1時間かけてやっと理解したことがあなたにとっては5分でわかることかもしれない。ずっと努力はしていくけれど、どうしてもアメリカ人としてのあなたの助けが必要。できることをお互いがしようね」と伝えた。

 

夫婦関係はそれぞれのカップルで違うし、私たちの場合はこうだっていうだけ。パートナーのサポートを言語面で得られないって、もしかすると相手が過大評価しているから起きているのかもしれないな、と学びました。ESL問い合わせ怖くてできな~いとか言ってる場合じゃないですね、ここで生きていくには英語力!!

 

情報弱者にならないためにも言語能力を磨くのが一番の早道。英語できない、じゃなくてやるしかない。Twitterの #在米朝活部 のタグで勉強のモチベーションをあげるかも…?